rupture


その日は仕事帰りで疲れてたのもあって、ゆっくり風呂に浸かりたいのとタイプがいればその後ホテルで軽くヤレるか、という考えで、近くのスーパー銭湯に行った。1時間程サウナと風呂をウロウロした後、スチームサウナで汗を流していたら、蒸気で顔がほとんど見えないが、割とタイプっぽい体型と輪郭の兄貴が入ってきた。しばらくお互いに様子見の状態が続いたが、兄貴も俺がタイプだったらしく、サウナの死角に移動した。

俺もゆっくりと移動し、兄貴の隣に体が触れるか触れないかくらいの距離に座り、そっと手を触る。ガタイも引き締まっていて俺のもろタイプだ。兄貴は俺の手を握り返し、いきり勃つマラを見せながら、俺の乳首を指で刺激し始めた。「あっ」と小さく声を上げると、俺の手を誘導して自分の竿を握らせる。「デカイっすね」と思わず小声で答えると、兄貴はニヤリと笑い、奥のトイレに行こう、とジェスチャーで俺に合図して、サウナを出て行く。俺も少し時間を空けてサウナを後にし、兄貴の待つ個室へ吸い込まれるように入っていった。普通の個室で狭かったが、なんとか2人入って、乳首を舐められたり、マラを扱かれたり、前戯みたいなことやって、兄貴が指マンしながら乳首攻めてきたりで、感じてきた俺は声を押し殺して、兄貴の顔を見る。誰かがくるかもしれないという緊張感が余計に2人の感度を上げ、声を出さなくてもお互いに感じてきているのがはっきりと分かった。

攻めた後、俺の肩を押さえて、無言でフェラを求めてくる兄貴。素直に膝間付き、兄貴のデカマラをフェラしている最中も乳首を弄られて、我慢汁がドクドク出てきて理性が飛びそうになる。兄貴も俺のフェラで感じているみたいだったが、しばらくした後また立たされ、後ろから抱きしめられる格好で乳首やマラを弄られ始めた。感じ始めたら後ろに顔を向けられて、そのまま兄貴の唇が俺の口を塞ぎ、挿入された舌が俺の舌を絡め取ってくる。普段なら淫乱な音を立てるディープキスも、静かに、そっと俺の口の中を這い回り、その感触が余計に俺の理性をかき消そうとしてくる。

その状態のまま、兄貴は俺の腰に手を回し、密着している体をさらに引き寄せてきた。俺の体が更に兄貴の体に引き寄せられ、兄貴のマラが俺のケツの割れ目に沿って自然に割り込んでくる。そのままグッと腰を引き寄せられて、後ろから硬いものが俺のケツに当たり、久々に感じるマラの感触を味わいながら、兄貴の攻めに耐えていた。
その時は挿入までされると思ってなかったので、兄貴に逆らわずに体を密着したまま、攻められるままになってたが、兄貴の腰が徐々に、俺のケツマンを探すような動きを始め、亀頭が徐々に、俺の入口近くに当たるようになる。

「挿入されるかもしれない」と思い、ゴムを持っていなかった俺は、挿入をやめさせようと体を離そうとするが、後ろから強く抱きしめられたまま、動くことができない。生は無理だと訴えようと振り向くと、ちょうどその時亀頭が俺のケツマンに触れ、入口を探り当てた兄貴は、一気に俺の腰を引き寄せ、同時に自分の腰を突き出し、強引に侵入しようとしてきた。ケツマンを締めて抵抗するも、振り向いた途端に塞がれた唇から入り込んだ兄貴の舌が俺の舌を絡め取り、力が抜ける。ついに、力の入った亀頭が、抵抗する俺のケツマンを押し広げながら、「ズッ、ズッ…」と音を立てるように中に入ってくるのを感じた。

挿入を許した瞬間、「はぁぁっ」と唇越しに兄貴に吐息を漏らしてしまう。「生はダメ」と必死に目と体で訴えるも、兄貴は答えず、ゆっくりと腰を突き出し、更に俺のケツマン深くにマラを差し込んでくる。「あぁぁっ」と小さく声を漏らすと、兄貴は耳元で、「声出すと気づかれるぞ」と囁き、俺の口に手を当てて塞いだ後、ゆっくりと腰を前後に動かし、マラの抜き差しが始まった。

久々に肉棒の感触を体が求め始めながらも、生はダメだと抗うが、抵抗しようにも大きな動きも声も上げることができず、兄貴の腰がゆっくりと動く小さな音だけが個室の中に響く。兄貴は俺の感じるポイントを見逃さず、前立腺に亀頭を当てたまま、グリグリと腰を回し、体の奥から与えられた刺激で、俺の理性が徐々に崩れ、理性の壁に守られた欲望がむき出しになっていくのを感じていた。

やがて俺は、兄貴の思惑通り理性を消され、むき出しになった俺の欲望に、兄貴の我慢汁がタップリと絡みついた肉棒が突き刺される錯覚に襲われ、自然と、兄貴の動きに合わせて腰を兄貴の方に密着させてしまっていた。
堕ちたことを確認した兄貴は、俺を抱きしめたまま、「ここで出されたいか?ホテルいくか?」と聞いてきたが、俺にはもう選択の余地はなく、ただ、「もっと…」と答えるのがやっとだった。

「そうか」と兄貴は答え、俺の体をきつく抱きしめ、ピストン運動を周りに音が響かないように少しだけ早める。そして囁くように、「ここでお前の中に種注いだ後、もう1回ゆっくり抱いてやるよ」と言いながら、しばらくピストン運動を続け、小さく「イクッ」という声と同時に、兄貴の亀頭から俺の中に、「ドクッ、ドクッ」と種が流し込まれる感覚が全身を駆け巡り、思いがけない生交尾は終わった。

兄貴は俺をイカせることはしなかったので、中途半端に掘られて体がムラムラしていたが、ラブホに連れ込まれると、本格的に生交尾を強制されるかも、という不安はあった。
そんな俺の考えを見透かしていた兄貴は、ホテルに着くまでの間、俺の体の欲求が収まらないように俺の体にさりげなく刺激を与えながら、俺は半分兄貴に誘導される形でホテルの1室に入ってしまった。部屋に入り、兄貴が鍵をかけた後は、帰ろうにも帰ることが許されないような空気になってしまったが、備え付けのゴムを使えばいいや、という安易な考えもあり、俺は兄貴に言われるがまま、2人で一緒に簡単にシャワーを済ませた(2人で浴びたのも、俺の気が変わらないようにする兄貴の策略だったかもしれない)。

シャワーを浴びた後は、兄貴にベッドへ押し倒される。俺の体に覆いかぶさり、兄貴の分厚い胸板が俺の胸板に重なり、下半身はバスタオル越しにマラが触れ合う感触がする。兄貴のマラはすでにガチガチで、俺のものにも刺激を与え、体はその欲求に抗うことはできず、俺のマラも徐々に硬さを増してきた。

兄貴の唇が俺の唇を塞ぎ、舌が俺の口の中に入ってくる。さっきとは違う、クチュクチュという卑猥な音を響かせる、周りに遠慮することのない淫乱なディープキスだ。ここなら遠慮することはないだろ、という目つきで俺を見つめ、しっかりと唇を塞ぎ、舌を絡め取り、唾液を注いでくる。下半身はガチガチのマラを俺のマラに擦り当て、空いた手は、ディープキスから逃げられないように俺の頭を固定する形で抱きしめられる。
さっきまで感じていた、「生掘りを強制されるかもしれない」という不安を忘れさせるくらいのテクニックで俺を抱き始める兄貴。自然と俺の舌は兄貴の動きに応えるように兄貴の舌にしっかりと絡みつき、体が火照ってくるのを感じた。

キスが終わると、兄貴の口が徐々に下に降りてくる。首筋、乳首を這い回り、バスタオルを剥ぎ取られて露わになった俺のマラを優しく咥え込む。ヌルヌルとした生暖かい感触に包まれ、フェラが始まった。ジュポジュポという、タップリの唾液を絡み付けながら口全体で俺のマラを犯す、これもさっきとは異なる、淫乱さを増したフェラだ。鈴口を刺激したかと思うと、亀頭をすっぽり舌で包み込み、そのままディープストロークでジュプッと咥え込まれる。「はぅぅっ!」と声を上げ、あまりの気持ちよさに兄貴の頭を掴み、フェラの動きを押さえてイク衝動を収めようとするが、兄貴は俺の手をしっかりと握り、ベッドへ押し付ける形で抵抗を封じ、口で更に刺激を与えてくる。
俺は次々と淫らな刺激を与えられ続け、兄貴の攻めに呼応するように、喘ぐしかなかった。

しばらく兄貴のフェラ攻めが続き、俺は体をくねらせながら耐えていたが、押し寄せる快感に耐え切れず、「イキそうっ!」と声を上げると、兄貴の口が俺のマラからパッと離れる。呼吸を荒くしながらも、「なんで?」という目をした俺にキスをしながら、「最高に気持ちいい瞬間にイカせてやるよ」と答えながら抱きしめ、乳首を舐めながら、手は俺のケツマンに伸び、ゆっくりと入口を刺激し始め、1本、2本と、指の数を増やしながら俺の中に入ってくる。
「あっ、あっ、あっ…」とケツマンを刺激されると声を出してしまう俺。兄貴は更に指を3本に増やし、的確に俺の性感帯を刺激してくる。さっきのフェラとはまた違った、俺の体を支配するように動き回る指の動きに、俺は感じてしまった。
俺の全身を指と口で刺激しながら、「気持ちいいんだろ?」、「もうここがグチョグチョになってんぞ」、「もっと声出せ、感じてんなら喘いでいいんだぜ」等々、言葉攻めをされた後、「これが欲しいか?」と言われながら、手を導かれ、マラを握らされる。言葉と体にしっかりと兄貴の体を教え込まれた俺は、ただ「欲しいっす…」と、兄貴の太い竿を握り、消え入りそうな声で答えるしかなかった。

兄貴は無言で俺の股を開き、腰を間に割り込ませてくる。黒光りしているマラには何も着けられていない。残った理性でベッドに置かれていたゴムを取り、兄貴に渡す俺。兄貴は一旦はゴムを受け取ったが、それを握りしめたまま、「俺に犯されるのがイヤか?」と言いながら、指を再度俺のケツマンに差し入れ、刺激を与え始める。「な、生は…あっあっあっ…」とわずかに抵抗をするも、耐え切れず、途中から喘ぎ声に変わってしまう。「欲しいんだろ?ん?」とニヤつきながら指の速度を上げ、溢れる快感に俺の意識がそれた瞬間を狙い、指を抜き取り、代わりに我慢汁でタップリと濡れた自分の生竿を差し込んで来る。

銭湯でやった時と同じ様に、ケツマンが広がる感触に襲われるも、さっきとは違い、前戯で理性を十分に削られていた俺は、兄貴のマラの侵入を阻むことができなかった。亀頭が俺のケツマンを押し広げながら、その熱を俺の体に擦り込ませるように奥に向かって進んでくる。ほどなく、俺の前立腺を「グッ」と、亀頭が押し上げる感触に襲われ、兄貴の「届いたぜ。どうだ?、気持ちいいんだろ?」という言葉と同時に、腰を突き出し、更に前立腺に圧力をかけてくる。「はぅぅっ…あぁっ…」と声にならない声を上げる俺に、「生がイヤならこのまま終わりにしちまうが、どうすんだ?」と追い討ちをかけられ、快感と理性の間で答えることができずにいると、マラを半分抜き、もう一度ゆっくりと奥まで入れた後、腰を深く俺の股間に押し付け、同じ質問を繰り返す兄貴。

何度か同じ動作、言葉攻めをくらい、理性はしっかりと消され、ついに俺は、「お、お願いします…抜かないで…」と答えてしまった。「いい子だ」と兄貴は堕ちた俺を満足そうに見ながら、「望み通り生マラでお前を壊してやるよ!」と言うと同時に、激しいピストン運動を開始した。パンパン、グチョグチョという、今までで最高に淫乱な音を部屋中に響かせながら、遠慮なく俺の体を犯し始める兄貴に完全に俺は支配され、2人の体がぶつかり合う卑猥な音に負けないくらいの大声で喘ぎまくってしまった。結合部は、我慢汁と銭湯で注がれた種が混ざり合い、兄貴のピストン運動で白く泡立ち、兄貴の種が再度注がれるのを待つだけになっていた。
「堕ちろ!俺の生マラで突かれて狂っちまえ!」と言いながら攻める兄貴の体にしっかりと抱きつき、俺は兄貴をもっと求め、狂い始める。体位を変え、騎乗位で兄貴のマラを入れられても、もはや抜くことは考えられず、ただ腰を動かし、兄貴のマラを使って、気持ちいいポイントを自分で刺激しながら喘ぐ俺。兄貴もそれに答え、俺の体が沈む瞬間に腰を突き上げ、マラを咥え込むために沈み込んだケツマンに、しっかりと生竿を突き立てる。
声にならない声を上げながら動き続ける俺を見上げながら、「最高に気持ちいい時にイカせてやるって言ったよな!オラ、イっちまえ!!」と、俺のマラに手をかけ、勢い良く扱いてくる。

「あぁぁっ!いいっ!あっあっあっ!」と喘ぎながら、更に腰を前後に動かし、絶頂が近いことを兄貴に知らせる。兄貴もそれに気づき、「俺も出すぜ!孕め、孕んじまえ!タップリ種ぶち込んだるからな!」と中出しを宣言し、腰を打ち付けながら俺のマラを扱き、ほぼ2人同時に果ててしまった。

イった瞬間、兄貴のマラが脈打ちながら、俺の奥に大量の液体が当たる感覚に包まれる。俺のマラから出た精子は、兄貴の顔近くまで飛び、イった快感に耐え切れず、俺は兄貴の上に倒れこんだ。
兄貴は俺を抱きしめ、「よく頑張ったな」とキスをしてくれ、「まだゴム要るか?」とニヤニヤしながら聞いてくるが、兄貴の生マラの奴隷に堕ちた俺は、呼吸も整わないまま、そばにあった未開封のゴムをゴミ箱に投げ捨て、兄貴の生マラを求める体になったことを無言で示した。